輝夜

gallry talk

日本画を習い始めた頃から憧れていた舞妓さんを、間近で描くことができました。きらびやかな着物やかんざしで飾られた彼女たちは、さぞや人工的な人形のようだろうと思っていましたが、「造花」ではなく「生花」だと感じました。若い命の輝きは、どんなに厚い飾りで覆われていても溢れ出るものなのでしょう。舞妓という限られた時間の輝きでもあるのでしょうか。 (2021年制作F50号)    

竹林裕美子

竹林裕美子の描く日本画の紹介と、展覧会のお知らせをするホームページです。